「袴田事件では靜岡地方裁判所が再審請求を認めたに過ぎない」――。 松島みどり法務大臣は9月26日、外国特派員協会主催の記者会見で、「世論は死刑制度を支持している」として、死刑制度廃止の検討可能性を否定した。また、「死刑確定囚(死刑判決後)が無罪になった事案はないと考えている」と述べるなど、袴田事件などをめぐる「死刑冤罪」の存在を否定した。 日時 2014年9月26日(金) 場所 外国特派員協会(東京都千代田区) 主催 日本外国特派員協会(詳細、英語) 「死刑確定囚が無罪になった事案はないと理解している」 法務大臣としての死刑制度に対する見解を記者に問われると、「最新の世論調査によれば日本人の85.6%が死刑を支持し、5.7%のみ死刑廃止を支持している状況を理解して欲しい」と述べ、死刑制度廃止の可能性を否定した。 この回答に対し、別の記者から、死刑判決を受けた後に無罪となったケースについて問
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