友人、恋人、仕事などさまざまな交友関係がLINEに集約されている昨今。便利な半面、その多彩な機能に乗っかった“LINEバカ”によるさまざまなトラブルも多発している。そんな数々の事例から得るべき教訓とは何か。その対処法を、LINEのプロたちが伝授する――。 ◆見知らぬ連中から突然、謎のアプローチが届いた 時にLINEは見ず知らずの他人と急に繋がる危険性もはらんでいる。「LINEの『友だちかも?』の欄にあったアカウントを追加したら、とんでもないヤツでした」と回想するのは、OLの加藤惠理香さん(仮名・26歳)だ。 「たまたま知り合いと同じ名前の『ケイタ』と表示されていたので、その人と勘違いしちゃったんです。そうしたら、『前の飲み会で会ったよね?』なんてトークが来た。『私の知っているケイタではないけど、どこかで会った人かな?』なんて半信半疑でLINEをしていたら、急に『実は俺、スカウトマンなんだ。