国内最古級の陶器製水洗小便器を調査するTOTOミュージアムの迫下企画主査(左)。右は大便器と、民家を買い受けた廣部住職=滋賀県東近江市で2017年8月30日、金子裕次郎撮影 滋賀県東近江市五個荘竜田町の近江商人旧宅から国内最古級の陶器製水洗便器が発見されたのを受け、便器を製造した日本陶器の流れをくむTOTO(福岡県北九州市)の社員が30日、現地調査に訪れた。調査に当たったTOTOミュージアムの迫下勉企画主査は、便器の他にも周りの洗面台など、関連製品のサイズを測りながらビデオ撮影などで丁寧に記録。小便器については同社の資料写真と見比べ「商標マークや全体的なデザイン以外にも排水口の形など一致する点が多い。TOTOが知る限り、唯一現存する最古の便器であろう」と評価した。【金子裕次郎】 小便器は1914~17年製で高さ約45センチ、幅約40センチ。TOTOの資料によると、16年10月までに1249
東芝は8月31日の取締役会で、半導体子会社の東芝メモリ売却に関し、米ウエスタンデジタル(WD)に独占交渉権を与えるかどうかの議案を諮る。社外取締役が初めて存在感を発揮するかどうかに注目だ。 独占交渉権は法的拘束力があり、優先交渉権とはわけが違う。独占交渉権を与えれば、WD陣営以外の相手と一定期間、交渉ができなくなる。それは、米ベインキャピタルなどで構成する日米韓連合や台湾・鴻海精密工業(ホンハイ)との交渉打ち切りを意味する。 8月30日付日本経済新聞は「協業先の米ウエスタンデジタル(WD)の陣営に独占交渉権を与える方向で調整に入った。31日に開く取締役会で決議を目指す。売却額は約2兆円。WDの出資方法など残る条件を今後詰めたうえで、9月中に最終契約を結ぶ考えだ」と報じている。 しかし、読売新聞のトーンは日経のように“それ行けドンドン”ではない。『東芝 あすにも売却先判断』とした上で、「東芝
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