Ubuntu 16.04 LTS Desktopに、CUDAによるTensorFlowのディープラーニング環境を構築します。本校執筆時では、最新のCUDA 9.2を使用するためにはTensorFlowのコンパイルが必要なため、環境構築が容易なCUDA 9.0を使用します。もう一つ重要なポイントが、AVX機能を持つCPU(Sandy bridge以降のCore iシリーズ)を使用することです。AVX機能がないCPU(特にCeleron、Pentium)を使用する場合は、TensorFlowをソースからコンパイルするか、バージョン1.5以前を使用する必要があります。旧型のCPUを使用する場合は、AVX機能があるCPUであるかよく確認する必要があります。 使用した環境 Core i5-7500 GeForce GTX 1050 Ti Ubuntu 16.04 LTS Desktop (16.04