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ブックマーク / www.fben.jp (2)

  • 弁護士会の読書:「裁判官の良心」とはなにか

    (霧山昴) 著者 竹内 浩史 、 出版 LABO 弁護士を16年間したあと、2003年4月から今も裁判官をつとめている著者が裁判所の内情をつぶさに明らかにしているです。 16年間の弁護士生活のなかでは市民オンブズマン活動にいそしみ、情報公開請求も取り組みました。そして青法協(青年法律家協会)の会員であり、愛知県支部の事務局長を5年間つとめました。 裁判官になってからは、実名を出して「弁護士任官どどいつ」というブログを20年間続けています。裁判官が実名でSNS発信しているのは先日、不当にも罷免された岡口基一元判事と2人だけでした。もう1人だけ匿名で発信している若い裁判官がいるそうです。「駆け出し裁判官nonの裁判取説」です。 著者が大分地裁につとめていたとき、村上正敏所長に呼びつけられ、ブログをしていることについて「査問」されたとのことです。この村上所長は、著者が異論を述べると、あとで「君

    弁護士会の読書:「裁判官の良心」とはなにか
    togusa5
    togusa5 2024/06/17
  • 弁護士会の読書:消えた警官

    著者 坂上 遼、 出版 講談社 これは警察小説ではありません。実際に起きた事件を丹念に追って再現したです。菅生事件についてのは何冊も読みましたが、私にとって決定版と言えるです。 1952年6月1日の深夜、大分県菅生村(現竹田市)で駐在所が爆破され、現場付近で地元の共産党員ら3人が逮捕された。しかし、新聞発表によると現場で逮捕されたのは2人だけ。1人が消えていた。実は、この1人こそ現職の警察官であり、「爆破」事件を企図した張人であった。駐在所の「爆破」自体が警察の仕掛けた「内部」犯行であり、共産党員2人はシンパを装った警察官に騙されて現場におびき寄せられただけだった。 このは、当時、中国共産党にならって無謀な軍事路線をとっていた日共産党の内情をあきらかにし、裁判所の法廷において弁護人たちが苦しい尋問を続けていたこと、そして、犯罪を引き起こした張人である警察官(市木春秋こと戸高公

    弁護士会の読書:消えた警官
    togusa5
    togusa5 2018/08/31
    ”戸高公徳の住んでいたアパートの電話番号は、警察幹部の女性秘書がこっそり教えてくれたというのです。人目をひくハンサムな斉藤茂男記者が得た情報でした。”
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