土屋プロデューサーのインタビューをふと思い出した。 例の「テレビはバカに見せるもの」というヤツだ。 テレビらしい割り切りぶりだと思ったが、一方で昨年、ゴールデンの 視聴率でNHKがトップを取ったことが話題にもなっている。 中身の薄いバラエティが敬遠されたわけだから、少なくともゴールデンの 視聴者は民放が思っているほどバカではなかったということだ。 ところで、同様のことは書籍についても言えるだろう。 「分かりやすい」というのと「中身が無い」というのは違う。 そもそも、書き手の頭の中には、何かしら伝えたいモノがあるはずで、ジャンルが 何であれ、本とはそれを伝えるための手段であるはず。 そういうものがあれば、難解だろうが読みやすかろうが、熱のようなものが伝わってくる。 一方で、とりあえず話題にはなるでしょう的な対談本や、ほとんどライターが やっつけたような本は、手に取った瞬間、死んでいるのがすぐ
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