「仕事は同じでも、月給は正規職員より10万円以上少ないです」 そう話すのは公立の小学校で非正規の教員として働き続ける40代の女性です。 子どもたちの成長を日々感じる教員の仕事はとても魅力があり多少の苦労や困難があっても続けたいと考えてきました。 しかし、頑張っても頑張っても給料はおよそ10年間上がらず「やりがい搾取」という言葉が頭に浮かぶようになったといいます。 公立の小中学校や高校などで働く非正規の教員や講師は総務省の調査ではおととしの時点でおよそ9万8000人に上っています。現場の声を取材しました。 (社会部記者 寺島光海)
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