国立大学法人静岡大学教育学部塩田研究室(准教授:塩田真吾)は、静岡県警少年課の監修のもと、子どもたちの「自画撮りトラブル」を防ぐための教材を開発し、3/2より無料で公開いたしました。 現在、子どもたちが自分の裸や下着姿を撮影し、その画像等をメッセージ等で送ってしまうという「自画撮りトラブル」が大きな問題となっています。令和3年中、静岡県内においても、児童がだまされたり、脅されたりして、自分の裸体を撮影させられた上、メール等で送らされる被害に遭った児童や、自身の裸体の画像データを、児童自らがSNS上に投稿して県警に検挙された児童がいます。 一方、こうした自画撮りトラブルについては、県警による取締りの強化に加え、継続的に啓発活動が行われていますが、その多くが「危険性を伝えて、怖がらせる」という教育方法のため、子どもたちが「自分には関係ない」と他人事になりやすいという課題がありました。 そこで塩