早坂伊織さんの「早坂伊織の“着物魂”」：イザ！「日本とＪＡＰＡＮのあいだ」‐着物は単なるファッションアイテムにとどまらず、世界に誇れる日本の文化そのもの。そんな日本の着物の現状と可能性について、硬くあるいは軟らかく、オモテとウラから語り8/28（木）に、京都で「きもの学」の講義を行ってきました。 「きもの学」自体は今年で５年目を迎え、私が担当する「男のきもの」講座は４回目となります。 毎年、受講者の皆さんの熱心さに感心するばかりなのですが、 今年は学生さん以上に社会人の方の受講が多かったように思います。 着物に対する関心が高まる中、その価値観や捉え方も様々なものもが存在する今の時代において、 知識の面でも着物を理解し、楽しみたいという人々が増えていることは、個人的にも嬉しい気がします。 今年、受講後の感想を直接伺うことができた中で、一番共感を得たことは、 「きものは"普及"ではなく"伝承"していくべきもの」という一節でし
