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ブックマーク / bsj.or.jp (1)

  • イチョウの精子の発見 < Journal of Plant Research | 日本植物学会

    平瀬作五郎のイチョウ精子発見の記事は、明治29年(1896年)10月20日に発行された植物学雑誌第116号に載っている。記事の内容は、学会例会での報告の要旨という形である。すなわち、「この四月の例会で報告したが、イチョウの花粉は、雌の木で成長し、運動する精子(精虫)を形成するというものであるが、前回は花粉管の中でしか見ることができなかったが、年9月9日には精子が泳ぎだすことを見ることができ、精子であることを確証できた」というものである。 これが、なぜ大発見なのだろうか。まず第一に、イチョウは裸子植物であるが、裸子植物・被子植物では通例精子を作ることはないので、それより下等な植物の形質を持っているという点である。すなわち、海で始まった生物が精子を作るのは、下等生物では普通であるが、陸上での繁栄を始めた高等植物ではそのような性質を失っているので、イチョウではあたかも生命が始まった海の記憶を留

    tohokuaiki
    tohokuaiki 2018/06/22
    ”なぜ大発見なのだろうか。まず第一に、イチョウは裸子植物であるが、裸子植物・被子植物では通例精子を作ることはないので、それより下等な植物の形質を持っているという点である。”
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