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  • ナンバンギセル

    第52話 ナンバンギセル ナンバンギセル(紀宝町で) ナンバンギセルの、さく葉標 ナンバンギセル 葉を持たない不思議な植物 伊勢国鈴鹿郡石薬師村(現鈴鹿市石薬師町)に生まれ、万葉集や歌学を研究した佐佐木信綱は、1903(明治36)年に第1歌集「思草」(おもいぐさ)を刊行している。37(昭和12)年に横山大観や幸田露伴とともに第1回文化勲章を受章した信綱が歌集の名とした思草とは、どのような植物なのか。 ススキが穂を出し始める時期、根元に群がる高さ約20センチの桃色の花を見ることがある。ナンバンギセルと呼ばれる一年草だ。 万葉集(巻十)に「道の辺の尾花が下の思ひ草今さらさらに何か思はむ」と詠まれた思草が、尾花(おばな、ススキの別名)の下に咲くことからナンバンギセルと推察されている。二つの植物の関係を的確にとらえ、ススキの下で頬染めながら頭を垂れるように花が咲いている様子を恋に物思う人にたとえ

    tohokuaiki
    tohokuaiki 2024/05/02
    葉を持たない寄生植物“佐佐木信綱”
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