脱炭素時代の「夢の燃料」と期待される水素。石油製品のように世界中で使われるようになるには、サプライチェーン(供給網)づくりが欠かせない。米国、欧州、中国、そして日本の4軸を中心にじわりと広がる水素供給網をひもとく。供給網とはモノを「つくる」「運ぶ・ためる」「売る」「使う」の4つの目的をつなげる大きな商流を指す。水素の供給網を広く、太くする試みが世界各地で始まっている。「つくる」の世界3強は米エ
IoTやSNSなどのデジタル技術の拡大を背景に、モノやサービスと人のつながりは、いっそうインタラクティブかつパーソナルなものになっています。 世界の主要産業のひとつである自動車産業でもその状況は同じです。イノベーティブな製品だけでなく、人がクルマに求める領域は日々拡大しつつあり、自動車産業に携わる人々は大きな変革の中で進むべき方向を摸索しています。 では、今から10年後の2025年、自動車業界を取り巻く環境はどのように変化しているのでしょうか。 IBMは、自動車メーカー、サプライヤー、流通業などで指導的役割を担う世界21か国、175名のエグゼクティブの方々に調査を実施。その結果を「2025年 自動車業界の将来展望」としてレポートにまとめました。 そこで見えてきたのは、2025年には自動車産業にまつわる3つの領域で、クルマのあり方を根本から変えてしまう破壊的ともいうべき変化が起こっているだろ
連載趣旨 産業や企業の栄枯盛衰が激しい現代は、技術者にとっても先が読めない時代です。技術開発一筋に生きるのか、管理する側に回るのか、はたまた身に付けた知恵やノウハウを生かして独立するのか――。いずれの道を進むにせよ、否が応でもキャリアというものを考えなければなりません。 モジュラーデザイン(MD)の第一人者である日野三十四氏は、ロータリーエンジンの研究開発技術者としてキャリアをスタートし、技術情報管理や技術標準化に職務をシフトしてMDの研究に従事した後、MDのコンサルタントとして独立しました。キャリアの転機に何が起こり、同氏はどう考えたのか、半生を振り返っていただきました。 日野三十四氏は2017年6月にご逝去されました。謹んでご冥福をお祈りいたします。 マツダに30年以上勤務し、技術情報管理や技術標準化を推進後、2000年に経営コンサルタントとして独立。韓国の世界的電機メーカーを皮切りに
(前回から読む) 今回も例によってコンビニやファミレスの駐車場でイキナリ知らない人に声をかける、当欄名物“突撃インタビュー”を実施いたしました。詳しいお話は次回の“総集編”でお届けするとして、彼らが異口同音に話していた言葉を先行してご紹介しておきましょう。それは、 「クルマは馬力じゃないんだよね」 というものです。 クルマは馬力じゃない。通っぽい人からそういう台詞はよく伺います。まあそうなのかなぁ……と思います。パワーが弱くてもクルマはソコソコに走る。少ないパワーでも楽しいクルマは幾らでもあります。そしてバランスさえ優れていれば高馬力のクルマをカモることさえ出来る……、とも言われています。 そうはいっても、馬力は大きいに越したことはないのでは? しかし正直な話、私はその感覚がどうもピンと来ていなかった。 何だかんだ言っても、クルマの走りを決定付けるのはやはり馬力ではないのか? 与えられたリ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く