新しい年を迎えるたびに、新しいことを始めたいと思います。 しかし、現状の私の毎日はほぼ手一杯。 雑誌のライターとして毎週、毎月、毎年巡ってくる締切をこなし、週3回の日本語学校での授業。週4回のスポーツクラブのスタジオレッスン。要介護状態の両親がいる実家は飛行機で1時間、新幹線で3時間の距離。息抜きのため年数回は旅に出ます。 50代も半ばを過ぎ、還暦が近づいているというのに、なんというあわただしさ。 私の読みでは、本業の雑誌ライター業はそのうちなくなるはずでした。 たしかに媒体数は減りましたが残っているものもけっこうあります。占いというコンテンツは女性誌では根強い人気がありますから、延々と続きます。一方、専門誌の翻訳連載も気づけば四半世紀以上続いています。ニッチで専門化されたジャンルもしぶとく続くのでしょう。 新しいことを始めるどころか、いつも何かに追い立てられていようで、オーダーをこなすだ