アガサ・クリスティの推理小説のようなタイトルですが、この本を読んで死を強く意識するようになりました。 生きているうちに資産がなくなるのを避けるのは大切ですが、金を残して死んでもしかたがない。手つかずの資産を残して後悔しながら死んでいかないための計画の立て方を指南する本です。 ウラナイ8のデイリーメッセージでも紹介しました。 uranai8.jp 寿命は予測できませんが、死から目を背けて決して来ないかのように生きるのは得策ではありません。ほんの数週間の延命に数十万ドルの大金を費やすぐらいなら、いさぎよく死ぬほうがいいというのが著者の主張。 アメリカには自分の推定死亡日までの日数をカウントダウンするアプリもあるそうです。 そんなアプリを使うなんてゾッとする、と思う人もいるかもしれない。だが、死を意識することで、人生という限られた時間の大切さがわかる。 アメリカは国民全員が加入する保険がありませ