東京都教育委員会が、都内の公立中学校に行った性教育に関するアンケート調査で40%を超える学校が避妊や人工妊娠中絶など学習指導要領で示されていない内容を授業で指導することが必要だと考えていることがわかりました。 それによりますと、学習指導要領に示されていない内容を授業で指導することが必要かどうかを尋ねたところ、必要だと回答した学校はおよそ46%にあたる287校に上りました。 また、足立区の中学校で学習指導要領に示されていない避妊や人工妊娠中絶の方法を指導していたことが議論となりましたが、全体のおよそ9%の55校が性教育について中学校の学習指導要領に示されていない内容を授業で指導しているか、指導の予定があると回答しました。 都の教育委員会は学習指導要領が示していない内容を指導する場合は、事前に保護者全員に説明し、理解を得られた生徒を対象に実施すべきだという考えを示しています。 都の教育委員会は