Parrots in captivity seem to enjoy video-chatting with their friends on Messenger
ここ、WEBアニメスタイルで前に連載させてもらってたコラムのタイトルが「β運動の岸辺で」とかいう、なんだかなー、な感じのするものだったのだが、あれはもともとは、大学の教壇に立ったりする機会も増えてきたので、そこで喋らなくちゃならないリクツみたいなものを前もって自分なりに整理できればと思って、そんなことを書く場所にしようと思ったのだが、全然それがダメで話が逸れにそれっぱなしのまま全く違う方向に展開しちゃっていたのだった。 ここのところでまた色々と考えなくちゃならないことが出てきて、もう一回そこに立ち戻ってしまっている。 たとえば、自分が主に相手にしてるのは「映画学科」の学生なのだけれど、美術系の大学でアニメーションを学んできた学生たちに対しても「映像について基本的な知識」みたいなことを喋ってくれないか、というようなことが増えてきた。 「映像について基本的な知識ってどの辺から?」 「『イマジナ
まずはこれを観てもらいたい。飛ばさないで全部観てほしい。 どうです、ぐっときたでしょう。感動したでしょう。スタイリッシュな映像にしびれたでしょう。 これらはすべて80年代のコカ・コーラのCMで、当時のイケイケ広告業界の底力が炸裂した素晴らしい作品群である。本当によくできていると思うし、プロダクション・バリューといいトータルのクオリティといい「シズル感」(笑)といい申し分が無い。CMとしては満点に近い出来栄えだ。嫌味ではなく、こういうCMを作った人たちをぼくはリスペクトする。よくぞ、ここまで嘘をつきました。本当は何の心もこもっていない映像で、インチキの「感動」を演出する手腕は実にたいしたものだ。パッと見の「良さげさ」以外、ここには何もない。そしてそれは圧倒的に正しい。これは「コカ・コーラ」を、本来「コカ・コーラ」とは何の関係もない「良さげ」なイメージと結びつけて、「なんとなく、コカ・コーラは
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