ユーザの声を商品開発に活かす。インターネットの普及やソーシャルメディアの台頭で今でこそ当たり前になってきた考え方だが、その実践は想像以上に難しい。株式会社CUUSOO SYSTEMの「空想生活」は、それを15年も前から実施するプラットフォームだ。 1997年にローンチし、現在は空想生活に加えて「空想無印」と「LEGO CUUUSOO」も運営する。総アクティブユーザ数は約15万人、2009年11月にリリースしたLEGO CUUUSOO英語版はその9割が海外ユーザ。そんな空想生活を立ち上げたエレファントデザイン株式会社代表取締役会長の西山浩平氏に、空想生活、またユーザを巻き込んだ商品開発のポイントなどを伺った。 小さな節電努力を集めるアプリ「停電検索」 自ら立ち上げた株式会社CUUSOO SYSTEMの社長の座を退いた西山氏が現在取り組むプロジェクトが「停電検索」だ。東京電力の資本が入っている