2011年1月23日のブックマーク (1件)

  • File No.004「ダーク補正でCCDによるノイズをカット!」

    Q:デジタル一眼レフカメラで天体を撮ると、いつも同じところが明るくなったり、ノイズが出たりします。どうしたらいいですか? (千葉県 Tさん) A:デジタルカメラ固有のノイズが発生しています。このノイズは連載2回目(3月号)で対策を紹介したノイズとは質が異なるので、「ダーク補正」機能でとり除きましょう。 ダーク補正には「ダークフレーム」が必要です。ダークフレームとは、撮像素子にまったく光を当てない状態で撮像してカメラ固有のノイズだけが記録された画像のことです。ダーク補正とはこのデータを天体を撮像した画像から引き算することで、ノイズをキャンセルするしくみです。冷却CCDカメラのユーザーには常識となっていますが、デジタル一眼レフカメラの後処理にも応用できます。 ただしこれらの処理をするには、現像前の、撮影したままのデータ(RAWデータ)が必要です。現像処理をすると、さまざまな演算が行われるので正