後藤茂之厚労相は12日、フジテレビ系『日曜報道 THE PRIME』(日曜午前7時30分)に出演し、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について「ちょっと待っても自分の好きなワクチンを打つ選択は可能だが、ワクチンの交互接種をしていただくことをお勧めして準備をしている」と述べた。 3回目接種について政府は、2回目までと同様、ファイザー製とモデルナ製(3回目接種への使用を承認申請中)を予定しているが、当面、モデルナの割合が2回目までより高くなる見通し。自治体などでファイザーを打った人が3回目もファイザーに集中することが懸念されている。新たな変異ウイルス「オミクロン株」の感染が国内でも拡大する懸念が指摘される中、政府は1、2回目と3回目のワクチンが異なる交互接種によるモデルナ活用も推奨し、接種促進を図る。