富野総監督は「この作品を制作できたのは、今まで『ガンダム』を応援してくださったファンがいらしたからこそで、とてもうれしいことだと思います」と、ファンに感謝を述べ、「同時に35年の『ガンダム』の歴史の中で、アニメが大人のものになってきてしまいました。大人のものになったアニメを子ども戻りさせる。新しい世代にこういうアニメがあることを知らしめたい」と、本作の企画趣旨を改めて紹介。自分に孫ができた60という年齢を迎えた時にそういった考えに至り、想いを形にしたのが『ガンダム Gのレコンギスタ』だという。 さらに「自分1人の考えでは絶対に新しいものを作ることはできないと実感していました。宇宙エレベーターというものは、僕にとって絶対に許すことができない存在ですが、そういうものに触れることで教えてもらえるものがあるのでは? と思いました」と続けて、実際に宇宙エレベーターを作っている人たちに話を聞き、作品の
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