ソクラテス ティマイオス - ロクリス(ギリシャ本土の方ではなくイタリア半島南部の植民市の方)の名士であり哲学者[3]。架空の人物か[4]。 クリティアス - プラトンの曽祖父であり、三十人僭主のクリティアス(4世)の祖父でもあるクリティアス(3世)か。 ヘルモクラテス - シケリア島シュラクサイの政治家、軍人。 年代不詳、ある年のパナテナイア祭が行われている夏のアテナイの、ソクラテスの家にて[5]。 アテナイを訪れ、クリティアスの家に滞在しているティマイオス、ヘルモクラテスと、クリティアスの3名が、前日に続いて再度ソクラテスの家を訪れるところから話は始まる。 ソクラテスは前日話してくれるよう頼んだ話に言及する。前日にソクラテスが話した理想国家論についておさらいした後、それを受けて3名に、より詳細で完成度が高い理想国家論を話してくれるよう頼んだことを確認し、3名もその準備ができていると応じ