橋野桂氏は「ペルソナ」シリーズの3、4、5を手掛けてきた、現在のアトラスのキーマンとも言うべき存在だ。新スタジオとなるスタジオ・ゼロを立ち上げ、長年作ってきた現代劇からファンタジーへと手を伸ばし、今まさに注目を集めている日本のクリエイターだ。そんな彼にIGNではインタビューを行った。「ペルソナ5」で得た反響や同作の苦労、そしてファンタジーの原典とも言えるトールキンの「指輪物語」までに遡った新作のビジョン。今まで見えることが少なかったクリエイター橋野桂の魅力に迫ったインタビューをお届けしたい。 海外における「ペルソナ5」への反響 ――「ペルソナ5」は国内ではもとより、海外でも大きく受け入れられ、商業的にも大きな成功を収めました。これについてどう感じていますか。 驚いています。「受け入れてもらえたらいいな」というのはもちろんありましたが、まず国内でもヒヤヒヤしながら作っていたので、「ましてや海
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