Access Accepted第404回:新世代のコンシューマゲーム機戦争 ライター:奥谷海人 PlayStation 4とXbox Oneが登場したことで,賑わいを見せる北米のゲーム市場。どちらも不況をモノともせず,順調に売り上げを伸ばしているようで,供給量の不足により「クリスマスまでに購入できないのではないか」と不安を覚えるゲーマーの声も聞こえている。今回は,「コンシューマ機戦争」とも言われる販売競争を紹介しつつ,各ハードウェアの現在位置を見てみよう。 「コンシューマ機戦争」の行方を占うショッピングシーズン 2013年11月15日にPlayStation 4が,そして11月22日にXbox Oneがローンチされたことで,北米ゲーム市場における据え置き型コンシューマ機は,いよいよ新世代に突入した。この状況について多くのメディアは「コンシューマ機戦争」(コンソール・ウォーズ)という言葉を使
ローンチタイトルの重い使命を負った「KNACK」はいかにして作られたのか? アーティストが語るKNACKのデザインワーク ライター:米田 聡 2013年12月2日,Autodeskの日本法人であるオートデスクは都内で「Autodesk 3December 2013」と題する同社製品の関係者向けイベントを開催した。イベントで開催されたテクニカルセッションの中から,本稿では「PS4ローンチタイトル『KNACK(ナック)』におけるアートワーク制作事例」と題されたセッションの概要を紹介してみたい。 ご存じのとおり,KNACKはPlayStation 4(以降,PS4)のローンチタイトルの一つで,日本では来年2月に発売されるPS4本体に無料のダウンロードチケットが付属することが決まっている。セッションでは,そんなKnackでのアートワークの内情が明かされた。 多数のパーツでPS4のパワーを表現するK
2013年11月は、注目の最新ゲーム機が相次いで発表された。マイクロソフトの「Xbox One」とソニーの「プレイステーション 4」だ。製品の分解を手掛けるUBM TechInsightsによると、コンソール自体の販売利益は、Xbox Oneの方が大きいという。 マイクロソフトは、2013年11月22日(現地時間)に「Xbox」シリーズの最新版「Xbox One」を発売した。1台当たりの販売利益は、ライバル製品であるソニーの「プレイステーション 4(PS4)」を上回っているという。 IPコンサルティングやテクニカル分析などを手掛けるUBM TechInsightsは、Xbox OneとPS4を分解した結果、「今年のクリスマスシーズンには両社とも、ゲームコンソール自体の販売で利益を上げられることが分かった」と述べている。これら2つの製品には、類似した部品が数多く搭載されている。これは、次世代
2013年9月にイタリアのジェノヴァで開催された、『アサシン クリード4 ブラック フラッグ』(以下、『AC4』)のプレスツアー。インタビュー記事(→コチラ)のつぎは、『AC4』の序盤ミッションのプレイインプレッションを掲載しよう。 試遊台でシークエンス3を体験! 今回のプレスツアーで体験できたのは、『AC4』のシングルプレイにおけるシークエンス3だ。『AC』シリーズを遊んだことがないという人に説明すると、『AC』の物語はシークエンスと呼ばれる章に分かれていて、今回のシークエンス3は、ゲームの序盤にあたるパートだ。『AC』シリーズは毎回チュートリアルがていねいに作られており、シークエンス1~3くらいまでは簡単なミッションをこなしつつ、プレイを自然に覚えられるようにチュートリアル的な内容となっていることが多いのだ。 『AC4』でもその部分は変わらないようで、船の操船やアップグレードなど、おも
世界中のゲームファンが注目する新作アクション『ウォッチドッグス』。ファミ通.comの取材班は、本作の開発を手掛けたユービーアイソフト モントリオールスタジオを訪れ、開発のキーパーソンへのインタビューを行った(前回の記事は→【コチラ】)。ここからは、インタビューの内容を掲載する。 「『ウォッチドッグス』のゲームデザインは、『パックマン』を参考にしている――」。そう語るのは、『ウォッチドッグス』のクリエイティブディレクターを務めるジョナサン・モーリン氏だ。すべてがネットワークで管理されている近未来の都市で、インフラをハッキングして進めていく新機軸のアクションゲーム『ウォッチドッグス』。本作の開発における“現場仕事”のトップであるジョナサン氏は、プレイヤーが惰性でゲームを遊ぶことがないように、つねに予測不能なことが巻き起こる、“揺らぎのある世界”を構築したかったという。 そんな世界を作り上げるた
1972年生まれ。早稲田大学教育学部教育心理学専修を経て、東京大学大学院教育学研究科修士課程在籍中。1999年からゲーム業界ウォッチャーとしての活動を始める。著書に『ゲーム業界の歩き方』(ダイヤモンド社刊)。「コンテンツの配信元もユーザーも、社会的にサステナブルである方法」を検討するために、ゲーム業界サイドだけでなく、ユーザー育成に関わる、教育と社会的養護(児童福祉)の視点からの取材も行う。Photo by 岡村夏林 コンテンツ業界キャッチアップ ゲームソフトをゲーム専用機だけで遊ぶ時代は終わった。ゲーム機を飛び出し、“コンテンツ”のひとつとしてゲームソフトがあらゆる端末で活躍する時代の、デジタルエンターテインメントコンテンツビジネスの行方を追う。 バックナンバー一覧 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は2月21日(現地時間2月20日)、新型家庭用ゲーム機「プレイステーション
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