終戦の数日間の「昭和天皇」を描いたとして話題の映画『太陽』が、8月5日より劇場公開(銀座シネパトスにて)される。監督は「エルミタージュ幻想」などで知られるロシアの鬼才アンドレイ・ソクーロフ(55歳)。日本公開にあわせて来日した監督にインタビューした。 終戦の数日間の「昭和天皇」を描いたとして話題の映画『太陽』が、8月5日より劇場公開(銀座シネパトスにて)される。天皇を演じるのは「ひとり芝居」で知られる舞台俳優・イッセー尾形。皇后役に桃井かおり。重要な判断を任された、ひとりの人間として「天皇」に迫っているところが異色である。 映画は昨年完成し、昨年度のベルリン映画祭での初披露で高い評価と注目を集めた。しかし、日本での公開は「天皇」を真正面から捉えた作品とあって難航してきた。 監督は「エルミタージュ幻想」などで知られるロシアの鬼才アンドレイ・ソクーロフ(55歳)。日本公開にあわせて来日した監督