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ブックマーク / umedamochio.hatenadiary.org (5)

  • 「グーグルをどう語るか」を巡って - My Life Between Silicon Valley and Japan

    佐々木俊尚氏の「グーグル」が日から届く直前に、佐々木氏が「の話」(文藝春秋刊) http://www.bunshun.co.jp/mag/hanashi/index.htm に寄稿された自著解題の文章「グーグル「革命」は正夢か悪夢か」を読んだ。素晴らしい文章なので、この文春「の話」サイトにアップされたら是非皆さんも読まれるといいと思う。 僕の名前が出てくるのである友人がFAXで送ってくれたものだが、この文章の冒頭はこう始まる。 梅田望夫さんの『ウェブ進化論』(ちくま新書)がベストセラーになり、インターネットの最先端に多くの人が関心を持つようになっている。このを読んだ多くの人は、「海の向こうのシリコンバレーではこんなことが起きているのか」とびっくりしているのはないか。だが『ウェブ進化論』で語られているような「質的変化」は、実は日のさえない地方の企業から始まりつつある。 私がこの『

    「グーグルをどう語るか」を巡って - My Life Between Silicon Valley and Japan
  • My Life Between Silicon Valley and Japan - グーグルの特異性と強さ

    昨夜はフランス人の友人夫婦と事をしたあと、彼の家に寄って後酒を飲みながらあれこれと話をした。フランスは日以上の学歴社会だが、彼はその学歴の頂点を極めたゆえ、フランス社会のエスタブリッシュメント層を歩むある種のパスポートみたいなものを持っている。だが三十代半ばのあるとき、彼はそういう「予定された人生」が退屈になって、シリコンバレーに来たいと僕に相談してきた。「グーグルに入りたい」と彼は言った。グーグルが上場する前のことだ。 彼はグーグルにはコネクションを持っていなかったが、某大手ネット企業とは、その欧州部門を通じて深いつながりを持っていたので、僕は彼に、まずはそのネット企業に入ることでビザを取ってシリコンバレーに来たらどうかと勧めた。こっちに来てしまえば、自然にグーグルとのつながりも生まれるだろう。「どうしてもグーグル」と思えば、それから移ればいいじゃないの、と。 彼は僕のアドバイス通

    My Life Between Silicon Valley and Japan - グーグルの特異性と強さ
  • My Life Between Silicon Valley and Japan - 10年連続10万行の男

    友人の石黒邦宏と久しぶりに会った。四年前に http://book.shinchosha.co.jp/foresight/main/data/frst200211/fst.html という彼についての文章を書いて以来、数ヶ月に一度は話していたのだが、僕も彼も今年は忙しくて、昨日は半年ぶりに彼とランチ・ミーティングをした。彼と会うと元気が出てくる。 「この間数えてみたら、10年連続10万行、プログラムを書いていたことになるんですよ。あと何年くらい続けられるかなぁ」 前回会ったときに印象に残った彼の言葉がこれだった。同席していた若いハッカーが「年に10万行って一日平均250から300行か。土日もなしで毎日書いて・・・」 とけっこう驚いていた。ところで石黒の自信というのは凄いものがある。JTPAツアーで日の学生たちに講演してもらったときも「オレが教えてやるんだって気持ちで、僕はシリコンバレーに

    My Life Between Silicon Valley and Japan - 10年連続10万行の男
  • My Life Between Silicon Valley and Japan:ハルキ・ムラカミと言葉の音楽

    ジェイ・ルービンの「ハルキ・ムラカミと言葉の音楽」が面白かった。 村上春樹は長い海外生活のあいだ、米国の大学で自著に関する講演や質疑をかなりこなし、海外のジャーナリストからの取材もけっこう受けていて、そういう英語をソースとする内容がいろいろと盛り込まれて新鮮だったこと。きわめて網羅的研究書でありながら(514もの注がつくアメリカの学者のらしい)、全編が作品に対する愛情であふれていること。日だとあんまり出てこない陽子夫人についての言及がかなり多いこと。「春樹と陽子は・・・」みたいに。村上春樹の小説の翻訳者である著者(ジェイ・ルービン)との間の私信やインタビューも情報ソースになっていること。各章の初めに、村上春樹の時代時代での著作が、どういう場所でどういう状況下で書かれたかが丁寧に書かれていること。この自体の翻訳が読みやすいこと。 ハルキ・ムラカミと言葉の音楽 作者: ジェイ・ルー

    My Life Between Silicon Valley and Japan:ハルキ・ムラカミと言葉の音楽
  • フューチャリスト宣言や茂木さんのことやはてなのことなどを酔っ払いながら書いてみる - My Life Between Silicon Valley and Japan

    なんとなく気が向いたので、酔っ払いながら、思ったことを思ったままに書いてみる。 今日は久しぶりに、茂木健一郎さんのブログから、講演等の音声の最近の分をまとめていろいろダウンロードして、聞くとはなしに聞こえてきた話に耳を傾けていた。 「フューチャリスト宣言」の感想で、いやに僕と茂木さんがシンクロしていて云々というのが多いんだが、僕自身も彼と対談するまでは、対談がこんなふうにシンクロするとはまったく思っていなかったのだ。だって、彼は僕とは正反対の人間だと思っていたし、今も思っているからだ。むしろ意見が大きく対立したように見えた「ウェブ人間論」の対談相手・平野啓一郎さんのほうが、人間としては同じ部類に入るのではないかという気がしている。 茂木さんが芸大でやっている授業で、自分が隠したいと思う秘密を頭に浮かべて、その秘密をその中に隠す文章を書きましょう(意味が通じているかな)、という実験をやってい

    フューチャリスト宣言や茂木さんのことやはてなのことなどを酔っ払いながら書いてみる - My Life Between Silicon Valley and Japan
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