どうにかして働きがいがある職場をつくれないものか? ITサービスベンダーP社のU社長は、早急な経営変革の必要性を痛感していました。現場の働き手の過剰な業務負担にも関わらず、思うように利幅がとれない現状では、働き方改革がうたう時短など実現できるわけがありません。そもそも時短というのはなんらかの経営変革の成果によって達成されるものですから、本当の問いは「どのように経営変革すべきか」であるはずです。現場の働き手の待遇を改善し、働きがいがある職場をつくりたい。そのためにも業績を向上させなければならない。どちらが欠けても経営変革は成功しません。U社長の経営変革の挑戦は始まりました。 ITサービスベンダーP社の変革前の経営課題 ITサービスベンダーP社の変革前の取り扱い商品には、財務会計パッケージやヘルプデスク・サービス、宿泊業向けパッケージアプリなどがありました。ITサービス業に携わる方々にとっては