2018年5月18日のブックマーク (2件)

  • 終わりの季節 - megamouthの葬列

    職場を戦場に例えるのは良い趣味とは言えないが、この会社では的外れではないように思う。 ここではいつも、納期だけが決められた曖昧な仕事がやって来たかと思うと、最後の1ヶ月で決められた仕様や、営業の怒号が、哀願が、テスト不合格の結果や、クライアントから直接送られて来た緊急のメールが、就寝中に鳴り響く着信音が、かつてはエンニジアと呼ばれていた人々の精神を、迫撃砲のように吹き飛ばしてしまうからだ。 誰かが死んだ時は大抵、指揮官であるマネージャーが、朝礼で皆を激励することになっている。 例えば売り上げが去年のそれを上回りそうだ、などと、あたかも会社が順調に進んでいて、ボーナスが奮発されるかのような期待を社員に抱かせようと試みる。 もちろん聞いている方は、白けきっている。 その意図があまりにも見え透いているので、マネージャーが自分たちを見くびっているというよりも、彼にほんの少し残った良心が、ほとんどあ

    終わりの季節 - megamouthの葬列
    tokoyax
    tokoyax 2018/05/18
    ぞくぞくする
  • ライバル - hitode909の日記

    自分の能力はいまどんな感じなのか?と考えて,ライバルと自分の能力を比べよう,となったときに,ライバルに圧勝している人はいないと思う.いたらライバルとして役に立たないため. 僕だったら,会社の同僚とか,インターネットの友達とかを思い浮かべる.その同僚や友達たちの,それぞれ,この人はこういう部分が誰にも負けず得意だな,というのを考えていく.そうすると,ライバルを選ぶ時点で強い人を思い浮かべているので,全ての点で負けしていることになる. 全然だめで,自分にはなにもできず,まるで詐欺師のように感じてしまうのだけど,そうではない. ライバルたちが分散して持っている属性が架空の人格にバインドされて,最強の人間として君臨しているけど,実際にそのような人物はいない.蝶のように舞う人間と,蜂のように刺す人間がいるときに,その特徴が合成されて,蝶のように舞い蜂のように刺す最強の人間がいるような錯覚をしているこ

    ライバル - hitode909の日記
    tokoyax
    tokoyax 2018/05/18
    つよいひとに対する錯覚