私たちが扱っているワープロや表計算、PDFなどのファイルはさまざまな情報を含んではいるが、さらに情報を付け加えたいことはないだろうか。紙の資料に書き込みをしたり、付箋紙を貼ったりするように、ファイルを閲覧しているときに、そこに記載されている情報についてのメモを残したいケースだ。 あるいは、ダウンロードしたファイルについて、これは重要なのだとか、他の文書ファイルとの違いなどについて記録しておきたいと考えることもあるだろう。 こうしたときに役立つ、いわゆる「メモ」や「ノート」などと呼ばれる雑多な情報を管理するための機能を、ここでは「ノート情報管理」と呼ぶ。それを実現する代表的なサービスやアプリを具体的に見ていくことにしたい。 具体的には、「Evernote」、「Google Keep」、「Microsoft OneNote」の3つを見ていくことにする。