良好な保存状態で見つかった死骸を元に再現されたケブカサイ。アルベルト・プロトポポフ氏提供(撮影日不明、2020年8月12日提供)。(c)AFP PHOTO /ALBERT PROTOPOPOV/HANDOUT 【8月14日 AFP】シベリア(Siberia)北東部に生息していた体が毛でおおわれた茶色のサイ「ケブカサイ」は、約1万4000年前に絶滅した。人間なのか、それとも温暖化なのか──絶滅の原因は謎に包まれている。 スウェーデンとロシアの研究チームが、14のケブカサイの死骸のDNAの断片を調べた結果、原因は人間ではないことが分かった。 体重2トンのケブカサイは数千年間、人間と共生していたが、最終氷期の終わりごろに個体数が激減した。 研究を率いたスウェーデンにある古遺伝学センター(Centre for Palaeogenetics)の遺伝学者、ロベ・ダレン(Love Dalen)氏はAFP
![「ケブカサイ」の絶滅、人間ではなく気候変動が原因か 研究](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ccb9aa8451b042a4170ddce60f315db092912b39/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F4%2F6%2F1000x%2Fimg_46e8e9ebd1826646e36488a70827e6cf168951.jpg)