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2019年12月27日のブックマーク (1件)

  • 「あれ」が見えても見えなくても~認知症病棟の思い出(番外編) - 小石の眼から見た景色 あらかた50主婦のあったこと録

    就業初日、病棟の主任から「3か月で1人前になってください」と言われた。 初日の衝撃 霊感のある(自称)スタッフ 大切なのは「当か嘘か」ではなく 初日の衝撃 まだ、認知症が「痴呆」と呼ばれていた頃の精神科の「認知症病棟」。 重い扉の鍵を開けると、奥にさらにもう一つ鍵付きの重い扉。 扉を開けると、異様なほど広く明るく天井の高いホールが広がる。 約60人のうち数人がこちらを向くけれど、ある人はウロウロ歩き、ある人は席で独り言を大声で話し、ある人は床をハイハイで移動している。 右側の畳スペースから「殺してくれ~殺してくれ~」と何度も叫び声がする。皆その声には無反応だ。 なかなかに衝撃的な目の前の状況に、「きっとやれる。頑張ろう!」という微かな自信は、あっさり吹っ飛んだ。 体力的にも、精神的にもハードな面がある仕事だったので、就業希望者は少なく続かない人が多い。 だから冒頭の主任の言葉になる。一刻

    「あれ」が見えても見えなくても~認知症病棟の思い出(番外編) - 小石の眼から見た景色 あらかた50主婦のあったこと録