緊迫する板門店。奥が北朝鮮の兵士 ©共同通信社 13日午後3時過ぎ、板門店の共同警備区域(JSA)に銃声が響き渡った。 1人の北朝鮮軍兵士が、韓国側への亡命を企て、ジープで走ってきたところ、排水路に落輪。兵士は車を降りて走り始めたが、北朝鮮軍の追跡隊4人が、小銃と拳銃で40発ほどを乱射し、脱北兵士は軍事境界線から南へ50メートルのところで倒れた。 「これを認めた韓国軍の警備隊隊長が、自ら2人の軍曹を引き連れて、匍匐(ほふく)前進で兵士に接近、身柄を確保した。上層部からは“部下を送るべきだった”と詰問されたが、彼の行為に国内では称賛の声が寄せられました」(現地記者) 板門店から亡命してきた北朝鮮の将兵は、98年と07年に続き、今回が3人目。まだ意識が戻っていないため素性は不明だが、下士官階級とみられている。 この兵士は国連軍のヘリで大学病院に運ばれ、肺と腹部など2回の手術を受けた。 執刀した
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く