前田敦子主演、黒沢清監督・脚本の映画『Seventh Code』が、11月8日からイタリア・ローマで開催される『第8回ローマ国際映画祭』のコンペティション部門に選出された。 前田の主演を前提に黒沢監督がオリジナルストーリーを書き下ろした同作は、物語の舞台となるロシアのウラジオストクで今年6月から撮影。前田は東京で知り合い食事をした男・松永のことが忘れられない女性・高山秋子を演じるほか、松永役を鈴木亮平、秋子が働くウラジオストクの食堂の経営者・斉藤役を山本浩司が演じる。なお、ボロボロにされて郊外の荒地に捨てられてしまうという、前田の悲惨なシーンを捉えた場面写真もあわせて公開された。 黒沢監督は前田について「前田敦子は、周囲の何ものにも頼らず、たったひとりでその場所に堂々と存在することのできる、日本ではめずらしいタイプの俳優です。彼女の非凡な個性は、日本ではない異国の土地でよりいっそう鮮烈に輝