解説スタジアム 「テロの脅威 世界は? 日本は?」2015年02月11日 (水) 午前11:00~ 石川 一洋 解説委員 / 島田 敏男 解説委員 / 髙橋 祐介 解説委員 / 津屋 尚 解説委員 / 出川 展恒 解説委員 / 橋本 淳 解説委員 / 二村 伸 解説委員 / 司会:西川 吉郎 解説委員長 ○西川 中東シリアで日本人2人がイスラム過激派に殺害されたと見られる事件は、日本もテロとは無縁でないという現実を突きつけました。世界を覆うテロの脅威とは何か、世界と日本はこれとどう対峙するのかを考えて行きます。まず、二村解説委員に現状を簡単に説明してもらいましょう。 ○西川 まずは解説委員の皆さん、一言、今回の事件をどういうふうに受け止めたか、お願いします。 ○島田 日本が、現在進行形の世界史の現実を突きつけられたという出来事だと思うんですね。で、否応なくテロとの戦いに組み込まれること
1月7日にフランスで諷刺新聞『シャルリー・エブド』(チャーリー・ブラウンにちなむ名前なので『週刊チャーリー』と訳したいところ)による預言者ムハンマドの諷刺画に怒ったイスラム過激派が編集部を襲撃して5人の諷刺画家やライターを含む12人を殺害、並行して起こったユダヤ系食品店での人質立てこもり事件なども含めて、最終的に犠牲者は17人に上った(イスラム教徒も含まれる)。 『シャルリー』は1968年5月革命世代によるアナーキズム系の全方位斬りまくり諷刺新聞、前身が『Hara-Kiri』だったことからも推測できるように決して良識派の媒体ではない。筑紫哲也がインターネット上の匿名掲示板に溢れる書き込みを「便所の落書き」と呼んだことがあるが、あえて言えば『シャルリー』も「便所の落書き」に類するものだ。しかし、そもそもジャーナリズムや諷刺は「便所の落書き」から発生したと言うべきではないか。「便所の落書き」で
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