ボトルガムの箱に、ホチキスの芯を貯めている。綴じたあとに間違いに気づいて外したホチキス、上司から「以下の通り」を「以下のとおり」に修正しろといわれて外したホチキス、書類の順番が違うと経理に言われて外したホチキス、を、捨てないで、延々と溜めている。 このボトルガムの箱がいっぱいになったら辞表をだすのだ。 理不尽に電話口で怒鳴られたとき、ボトルガムの箱をみると気持ちが安らぐ。あともう少し。 ときどきとなりの席のひとが、私のボトルガムの箱に、捨てるはずのホチキス芯を入れているのを知っている。
ボトルガムの箱に、ホチキスの芯を貯めている。綴じたあとに間違いに気づいて外したホチキス、上司から「以下の通り」を「以下のとおり」に修正しろといわれて外したホチキス、書類の順番が違うと経理に言われて外したホチキス、を、捨てないで、延々と溜めている。 このボトルガムの箱がいっぱいになったら辞表をだすのだ。 理不尽に電話口で怒鳴られたとき、ボトルガムの箱をみると気持ちが安らぐ。あともう少し。 ときどきとなりの席のひとが、私のボトルガムの箱に、捨てるはずのホチキス芯を入れているのを知っている。
20年近くも前のこと。モーリシャスで2週間ほど休暇をとったあと、真っ黒な顔をした筆者は、あるご縁で親しくなった大企業の社長に会いに行った。 広い社長室で、社長は始終機嫌よく笑みを浮かべていたが、取り巻きの役員のひとたちの顔は何とも形容しがたいものだった。 こんなとき、ヨーロッパであれば、まずは休暇の話で盛り上がる。だが、そんな空気ではさすがに遊びの話をするのははばかられたため、経済的な観点から「モーリシャスは興味深い国です」と言って、グローバル化の波のなかで(とくに当時)いかにモーリシャスが、一部世界企業の“縁の下の力持ち”として差別化に成功しているか、という点について話した(と思う)。 そのとき、わたしの五感以外の何かが、副社長や常務の表情が「にび色」に変わったのを察知した。「にび色」というのは単なる灰色ではない。平安時代に“喪の色”と言われた、どんよりとネクラな色のことだ。 共同体の合
自撮りを投稿すると叩かれるのはtwitterの宿命。しかし何故叩かれるのでしょうか?そのメカニズムにエリコちゃんとミカ先輩が迫ります Twitterで自撮りを投稿すると、顔の良し悪しはともかく叩かれてしまう確率が低くはありません。何故Twitterは自撮りに厳しいのでしょうか? 自撮りがしたくてたまらない人は、どこでその欲求を発散させればよいのでしょうか? <登場人物> エリコちゃん インターネットに疎くすぐ炎上してしまうOL。 ミカ先輩 全部のSNSをやっている誰よりSNSに詳しいSNS評論家。 威嚇してくる鳥 すごく威嚇してきている鳥。こうなったらおしまいだ 今日は化粧がいつになく上手くいったな~… そうだ、SNSに自撮り載せよっと! キメ顔作って… う~んよく撮れてる! さっそくTwitterにアップしよっと! 「盛れすぎて誰だかわかんない」…と。まあそのへんは謙虚さもアピールしつつ
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