2019年5月14日のブックマーク (4件)

  • 宇野常寛氏語る、虚構の可能性とオタク - 宮崎駿監督から『ポケモンGO』まで - Ameba News [アメーバニュース]

    ●「肥大した母性、矮小な父性」と2016年のヒット映画 「もうたくさんだ」「いまのこの国に当の意味で語るに値する現実は一つも存在しない」。批評家・宇野常寛氏は、5冊目となる最新の単著『母性のディストピア』(集英社)の序章で痛切にそう述べている。日テレビ系の朝の情報番組『スッキリ』にもコメンテーターとして出演し、実際の社会問題を前に激論を交わした経験をもってなお「この国の現実に想像力の必要な仕事は一つもない」と。 宇野氏は2008年、主に2000年代に登場した漫画、アニメ、ゲームテレビドラマなどで表出した"新たな物語"を分析した『ゼロ年代の想像力』(早川書房)で商業誌デビュー。同著でジャン=フランソワ・リオタールの指摘した(国家やイデオロギーに代表されるような)「大きな物語」が瓦解した後、「小さな物語」が乱立するようなポストモダン状況が進行した国として日を捉えていた。2011年には小

    宇野常寛氏語る、虚構の可能性とオタク - 宮崎駿監督から『ポケモンGO』まで - Ameba News [アメーバニュース]
    tokyocat
    tokyocat 2019/05/14
    “矮小な父性は母的な存在のスカートの中でさも自分が父になったかのような錯覚を享受して自己完結していき、母の方は自分を満たすことができる箱庭を作り上げて閉鎖的に安定していく”
  • ケアとは何か?「ただ、いる、だけ」の仕事から見えた「その価値」(石戸 諭) @gendai_biz

    ケアは「場」が主体になるもの デイケアに勤務経験がある専門家たちは、一様に座っていることがつらいという記述に共感するという。 《あれが一番しんどい、とみな言ってました(笑)。ただ座っているのって、難しいんです。でもね、難しいことには価値があるはずだと思うんです。 ケアする施設で当に大切なのは、民俗学でいう「ハレとケ」の「ケの時間」です。お祭りではなくて、退屈な日常こそがケアだと思うし、人間が生きてるってそういうことだと思うんです。 だけど、そういうケの部分の価値って当に難しい。それは泡のように消えてしまう。 例えば、「ただ、いる」ことの価値はもしかしたらエビデンスで示せるかもしれない。でも、それが示されたら、次に「じゃあもっと効率的に『いる』ことの効用を高めよう」みたいな話になっちゃって、そうするとその価値はすぐに消えてしまう。 だって、「居る」の効率をあげるためには、そこに「居る」の

    ケアとは何か?「ただ、いる、だけ」の仕事から見えた「その価値」(石戸 諭) @gendai_biz
    tokyocat
    tokyocat 2019/05/14
    “「居る」ことが可能な場所。それは一対一というよりも、色々な人がいる場所です。 いろんな人がいて、場が出来ることによって、人はなんとなく日常が可能になっていく。そうやって、普通に生きることが支えられて
  • ケアとは何か?「ただ、いる、だけ」の仕事から見えた「その価値」(石戸 諭) @gendai_biz

    「朝、目覚めると、ショッピングセンターの駐車場に行く。送迎バスが迎えに来る。鼻をほじりながら、デイケアに向かう。いつもの席に座ると、お茶を入れ、そして拾ってきたタバコの吸い殻を数える。朝のミーティングがあり、ラジオ体操をする」 「それが終わると昼休みまでただ座っている。ときどきトランプをしたり、身の上話をしたりする。昼べると、ソフトボールをしにいく。帰ってきたら着替えて、ただ座っている。夕べて、送迎バスに揺られて、ショッピングセンターの駐車場まで帰る。………」 簡単に整理をしておくと、彼が志したセラピーというのは何かを「する」ことで、心が病んだ目の前の患者を回復させるという行為だ。これはとてもわかりやすい。 「回復する」というのは成果であり、成果があることで人は経済的な報酬を気持ちよく受け取ることができる。

    ケアとは何か?「ただ、いる、だけ」の仕事から見えた「その価値」(石戸 諭) @gendai_biz
    tokyocat
    tokyocat 2019/05/14
    “スタッフが何もしなくても、彼らがデイケアに10年通えていたかと問われたら、それも違うんです。一緒に麦茶を飲んだり、いるだけの時間を過ごすことはきわめて大事だった。それがなかったら、「居る」は簡単に損な
  • 縄文人のすべての遺伝情報を初めて解読 | NHKニュース

    およそ3800年前の縄文人のすべての遺伝情報を初めて解読できたと、国立科学博物館などのグループが発表しました。 瞳が茶色で酒に強いといった体の特徴が推定できるほか、東アジア沿岸の南北に広い範囲の人たちと遺伝的に近いことが分かり、日人の起源の解明などにつながると期待されます。 遺伝情報を解読したのは、国立科学博物館や国立遺伝学研究所など国内の7つの研究機関で作るグループです。 グループは、北海道の礼文島の船泊遺跡で発掘されたおよそ3800年前の縄文人の女性の臼歯から核DNAを抽出し、最先端の装置を作って詳しく分析しました。 その結果、DNAの保存状態が極めてよく、30億対の塩基配列すべての遺伝情報を解読することができたということです。 この遺伝情報から女性の体の特徴を推定したところ、皮膚の色は濃く、髪は細く巻き毛、瞳は茶色で酒に強いほか、耳垢は湿っていることなどが分かりました。 また、北極

    縄文人のすべての遺伝情報を初めて解読 | NHKニュース
    tokyocat
    tokyocat 2019/05/14
    “縄文人の成り立ちを調べたところ、遺伝情報のおよそ10%が現代の日本人に引き継がれているほか、縄文人の祖先は旧石器時代の3万8000年前から1万8000年前に、大陸に住む人たちから分岐したと考えられる”