そして、毎日の後藤田さんのコメントの後半がまたいい。 私たち若手が皮膚感覚で感じているのは、国民のため息です。何が「戦後レジームからの脱却」ですか。憲法改正ですか。脱却とか改正とか言葉は結構です。言葉遊びされては困るんです。 戦後憲法のどこが悪いんですか。国会議員の先輩たちが何百時間も議論してきたものを「脱却」という言葉で片づけるのは、ちゃんちゃらおかしい。この憲法によって、男女同権も農地解放も、そして国民主権も成し遂げられたんです。私たち若い政治家は、できあがったものを与えられた世代ですが、それをどうメンテナンスして、大切に使うかということが求められていると思うんです。 職場の同僚が4月の選挙で、後藤田さんの選挙区の民主党県議になったので、あんまりヨイショしてはいけないのかも知れませんが。 国民の中でじわじわっと護憲が増えつつある中で、うちわで護教神話の押しつけと踏み絵を踏んでいるだけの