6月1日、中国・上海市民の8割以上が、レストランや娯楽施設、職場などの室内を全面禁煙にする措置を望んでいることが、「世界禁煙デー」の5月31日に発表された調査結果で明らかになった。写真は南京で9日撮影(2012年 ロイター/Leo Lang) [拡大写真] [上海 1日 ロイター] 中国・上海市民の8割以上が、レストランや娯楽施設、職場などの室内を全面禁煙にする措置を望んでいることが、「世界禁煙デー」の5月31日に発表された調査結果で明らかになった。 調査は上海市当局が市民1万5000人を対象に実施。回答者の6割がたばこの箱には健康リスクを警告するラベルを張るべきだと答えるなど、約3億人の喫煙者を抱える中国で、健康意識が高まっている現状を反映した結果となった。 2010年に上海は、病院やバー、レストラン、ホテルなどの公共施設に禁煙場所の設置を義務付ける条例を導入している。上海デーリー紙によ