教育費に関する議論が活発化している。 奨学金の返済が出来ない人に訴訟が多発している、返済に困った女性が風俗店で働いているといった報道が度々話題になったことを発端に、返済不要な奨学金や教育国債、こども保険など、子育て費用に関わるニュースが度々報じられるようになった。 普段ファイナンシャルプランナーとして相談を提供する際にも子育て費用は重要なポイントになる。 これらの話題は国の経済発展がウンヌンといったマクロな視点で語られることも多いが、より身近な視点で考えると親の悩みである「自分の子どもを将来路頭に迷わせ無いためにはどうしたら良いか?」という話に行きつく。 そこで簡単な方法を考えてみたい。 ■私立中に行かせたい夫婦は9割。 自分は普段FPとして住宅購入の相談を提供している。近年は不動産価格の上昇で負担が大きくなっていると言われているが、5000万円のローンを組んでも実際の返済額は10万円代半