アッカーマン関数 \(A(x,y)\) はヴィルヘルム・アッカーマンが定義してペーターとロビンソンが拡張した再帰関数である。現在はロビンソンの定義が有名となっている。アッカーマン数はアッカーマン関数のオリジナルの定義によって定義できる。 定義[] ロビンソンの定義[] 次の様に定義される[1][2]。 表示をデスクトップ版に切り替えて数式を表示する。 非負整数 \(x,y\) に対して, \[ A(x,y)= \begin{cases} y+1 & \text{if}\ x=0, \\ A(x-1,1) & \text{if}\ x>0, y=0, \\ A(x-1,A(x,y-1)) & \text{otherwise}. \end{cases} \] したがって、例えば次のように計算される。 \begin{align*} A(1,2) \ &=\ A(0,A(1,1))\\ \ &=\