「人間は考える葦である」と言ったのは、17世紀の哲学者、パスカルである。もうちょっと長く引用すると「人間は一本の葦にすぎない。自然の中でもっとも弱いものである。だが、それは考える葦である。」ということ。 なぜ「葦なのかは置いといて」、「考える」は同じ意味を持つ別の言葉でも言い換えることができ、むしろ「空想する」とか「想像する」、「妄想する」などの方がしっくりくるのではないかと思う。「考える」行為は、ある程度他の動物でもできるが、そこにないものを頭に詳細に思い描くという「空想する」行為は、人間ならではの知性的な特長だと思うからだ。 想像し、空想する力。それが我々の文明や文化を発展させてきた。と同時に、妄想によって不安や恐怖に陥り、人を傷つけたり戦争を引き起こしたりもする。 相手の心をおもんばかって、その人のためになることを行動に表す思いやり。周りの人たちを幸せにすることが自分にとっても幸せだ
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