乗用車が園児の列に突っ込んだ現場付近を調べる警察官ら(9日午後0時32分、愛知県東浦町で)=林陽一撮影 9日午前9時40分頃、愛知県東浦町緒川の町道交差点で、散歩中の保育園児の列に乗用車が突っ込み、4~5歳の男女計7人が軽傷を負った。車を運転していた男性(74)は体調不良を訴えて救急搬送され、脳内出血で意識不明の重体。県警は男性が体調を崩してハンドル操作を誤った可能性もあるとみて調べている。 県警などによると、現場には信号機や歩道はなく、車側に一時停止の標識があった。当時は園児38人と職員3人が約300メートル離れた公園を目指し、2列で道路脇を歩いていた。左折してきた車が曲がりきれず、列の先頭付近の園児をはねたとみられる。男性に目立った外傷はなく、事故直後は意識があったという。