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  • 「私の理想とする物語」—―作家・斜線堂有紀による解説を一部公開!『なめらかな世界と、その敵』|Hayakawa Books & Magazines(β)

    2019年のベストSFランキング第1位の伴名練『なめらかな世界と、その敵』より斜線堂有紀さんによる解説を一部公開します。心の隔たりと繋がりをめぐる奇跡の傑作集。 文庫『なめらかな世界と、その敵』解説より一部抜粋(文:斜線堂有紀) 私は物語というものが好きである。それは、自分とは違うものの見方を味わって噛み砕き、自分を保ちながら他の人生を生きられるからである。ある意味で私は物語の中の隔たりを愛しているのだ。それでいて、私は物語中の人間と人間が強い感情を交わし合う物語も好きだ。愛だろうと憎しみだろうと、どんどん投げ合って反響し合ってほしい。 そんな私が伴名練作品に強く惹かれるのは当然だろう。隔たりの寂しさと、それが故に繋がっていく感情は、私の理想とする物語なのだ。なので私は、伴名練作品を読むといつも悔しい。 小説の上手さにおいては悔しいが、その才能がどんどん広がり、小説執筆だけに限らず発展して

    「私の理想とする物語」—―作家・斜線堂有紀による解説を一部公開!『なめらかな世界と、その敵』|Hayakawa Books & Magazines(β)
  • 実話怪談で、現代女子版の 『ストーカー』を書きたかった。『裏世界ピクニック』宮澤伊織インタビュー完全版|Hayakawa Books & Magazines(β)

    実話怪談で、現代女子版の 『ストーカー』を書きたかった。『裏世界ピクニック』宮澤伊織インタビュー完全版 2017年2月にハヤカワ文庫より刊行された、女子ふたり怪異探検サバイバル『裏世界ピクニック』。好評により同年6月より第2シーズンがスタートし、10月には第2巻が刊行されたほか、2018年2月からは〈月刊少年ガンガン〉で水野英多氏によるコミカライズが連載開始しました。 2月23日をもってシリーズ開始1周年となることを記念して、〈SFマガジン〉の2017年4月号に掲載された著者インタビューを全文公開! ウェブでは初公開となるデビュー以前のSFとの出会い・これまでの著作についてのお話や、『裏世界』への強いメッセージが語られます。 (インタビュアー&構成:鈴木力/イラスト:shirakaba) ■最初は父の蔵書から──まずはSFとの出会いから教えてください。 宮澤 小学校高学年か中学校に入るころ

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