愛知教育大学 図書館『種』プロジェクト 愛知教育大学附属図書館では,文部科学省に採択された「環境研究と環境教育の融合によるエコキャンパスづくり」事業の一環として,図書館『種』プロジェクトを2013年5月よりスタートさせた。 『種』プロジェクトとは,米国の図書館での事例(E1398参照)を参考に,図書館での本の「貸出・返却」という役割になぞらえて,図書館利用者に種の「貸出」を行い,大学内もしくは自宅で栽培してもらい,収穫後の種を図書館に「返却」してもらう利用者参加型の取組・企画である。 このプロジェクトを実施したのは,教員養成大学として,将来教員になる学生にとって植物栽培の指導は必須であり,自ら栽培を体験することがよい経験となると考えたからである。また,自然や植物に興味を持ってもらい,環境教育やESD(持続可能な開発のための教育)の推進へと広げていくことを目的としている。 2013年度には