安倍晋三総理大臣をはじめ、麻生太郎副総理や、菅義偉官房長官、高市早苗総務相など、安倍政権と強い結びつきを持ち、改憲を求める署名や夫婦別姓反対、などの運動を行っている宗教系右派団体「日本会議」。その存在が昨今、国内外から注目される中、日本会議の会長である田久保忠衛・杏林大学名誉教授の会見が13日、日本外国特派員協会の主催で行われた。田久保会長は、先の参院選の結果を受け、「絶好のチャンス。私が安倍さんなら全力で憲法改正に取り組む」と改憲への期待感をにじませた。 ◯「普通の国」強調する、田久保会長会見で、田久保会長は「日本が危険な、極めて好戦的な状態にあって、そこでナショナリストである安倍さんが登場したという報道があるが、私はそうは思わない」と、安倍政権を擁護。「国家が政治と経済と軍事の三本足で立っていると仮定して、日本では、その一本の軍事は、全く『普通の国』のそれではない」「『普通の国』の実現