ワシントンのホワイトハウス前には1日深夜、テレビやツイッターなどでビンラディン容疑者の死を知った若者ら数百人が詰めかけ、喜びを爆発させた。 「U、S、A」。あちこちから国名のかけ声が上がり、星条旗が振られた。カリフォルニアから来ていた大学生ジャスティン・ゴスさん(21)は「10年間捜していたんだ。これからの世界は変わる」。会社員ガレット・グリーンさん(29)は「今夜、その死を聞くことができるなんて信じられない」と話した。 同時多発テロの現場となったニューヨークの人々も驚きを持って受け止めた。 事件後、現場で救助作業に携わった消防局の元救急救命士のジョーセフ・アプージョさん(53)は、「『必ずお前を捕まえる』という我々の思いが通じた。同時に、なぜか分からないけど怒りが沸々とわいてきた」と話した。 ペンシルベニア州に墜落したユナイテッド航空93便の遺族は、「我々と世界にとって重大なニュ