第2回 最新CPUの性能(前編) シングルコア vs. デュアルコア コア数2倍で3割以上アップ Web/APサーバーでの利用効果は大 概要 演算の中枢機構(CPUコア)を二つ搭載した「デュアルコアCPU」が普及してきた。そこで,デュアルコアCPUとシングルコアCPUの処理能力を,Web/APサーバー用途で比較してみた。結果,デュアルコアCPUが35ポイント以上,処理能力で上回った。デュアルコアCPUの処理能力を,仕組みと併せて解説する。 最近のサーバー向けCPUの大半は,演算の中枢機構(CPUコア)を二つ搭載した「デュアルコアCPU」である。これまでCPUベンダーは,クロック周波数の向上による高速化でしのぎを削ってきた。ところがここ数年は,CPUコア数を増やす流れに変わった。2006年末から2007年には,CPUコアを四つ搭載した「クワッドコアCPU」も登場する予定で,マルチコアCPUの
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