今回も、前回の加速する子女教育のグローバル化〜海外移住の新潮流 前編~に引き続き、東洋経済2013.2.9号の特集「海外移住&投資 脱日本という選択」にて、面白い話題がありましたので記事のご紹介をします。 日本人の海外移住の目的は多様化してきており、前回(2月9日)お伝えした「子女の教育」や「充実した老後」や「低コストで質の高い介護施設」など様々です。 しかし、海外移住に関する話題の中でとりわけ世間の注目を集めているのは、やはり富裕層によるキャピタルフライト(資産逃避)でしょう。 参考:海外逃避したい日本人VS規制を強化する日本政府 日本は所得税や相続税の最高税率が他国と比較して圧倒的に高く、富裕層を中心にキャピタルフライトは大きな関心を集めています。 (※下記で詳細するが、安倍新政権の税制大綱では2013年2月現在、所得税・相続税ともに増税の方向で調整されている。) 一方で国税局側