映画「ボヘミアン・ラプソディ」の監督が複数の少年に性的な嫌がらせをしていたとの疑惑が浮上した。監督は、疑惑を否定している。 アメリカの雑誌「アトランティック」は23日、「ボヘミアン・ラプソディ」のブライアン・シンガー監督が、およそ20年前、複数の少年に性的な嫌がらせをしていた疑いがあると報じた。 少年らのうち当時15歳だった男性は、シンガー監督と性的な関係を持ったと訴えている。これに対し、シンガー監督は、「映画の成功につけ込もうとした記事だ」とコメントし、疑惑を全面的に否定している。 「ボヘミアン・ラプソディ」は、来月のアカデミー賞・作品賞にノミネートされるなど高い評価を受けている。 一方で、アメリカの映画界では、セクハラ問題を撲滅する動きが広がっていて、メディアは相次いで今回の疑惑を報じている。
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