GPL で公開していた構文解析ライブラリで実装していたアルゴリズム(の一つ)について,特許が出ているという指摘を受けたので,GPL で公開するのは不適切だと判断して,当該アルゴリズムの実装を取り除いた.このアルゴリズムは,同じくオープンソースな解析器 (LGPL/BSD) でも実装され公開されていたので,すっかり ok だと油断していた.確かに企業研究者の提案手法なので,特許が取られている可能性は頭の隅にはあったのだけど,それにつけても非常に残念だ.今回のアルゴリズムは,かんたん特許検索で提案者名を入れてもそれこそ「かんたんに」出てくるので,自分自身の過失だろう.が,それで済ませていいのだろうか.[最後にオチあり] 以前,Bayesian Setsの特許について - のんびり読書日記 を読んだ時も思ったけど,アルゴリズム(あるいはソフトウェア)の特許というのは,オープンソース開発者にとって