携帯電話からのWeb利用率は、欧州5カ国の方が米国よりも高いことが分かった。米調査会社comScore Networksが10月23日に報告した。 欧州5カ国(フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、英国)では、ネットユーザーのうち、携帯電話を使って日常的にWebにアクセスしている人は、5カ国平均で29%であるのに対し、米国では19%だった。 国別に見ると、利用度が最も高いのは共に34%のドイツとイタリアで、次がフランスの28%、スペイン(26%)、英国(24%)と続く。また、ネット浸透率は米国も加えた6カ国で、男女ほぼ等しいが、携帯からネットを利用するユーザーは、その55%が男性と、男性の方が若干利用度が高かった。 また、Webアクセスに使用する端末メーカー別の市場シェア調査では、欧州5カ国ではNokiaが首位、特にイタリアでは50%を占める。Nokiaが市場シェア首位でないのは米国のみだ